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開運ブログ 龍王堂

【保存版】多聞天(毘沙門天)の解説

多聞天またの呼び名を毘沙門天。
北方を守護する四天王であり、七福神の一人でもあります。

Art Lies

【龍王堂あーとらいず】開運アイテム、風水アイテム、仏像の専門店

多聞天 毘沙門天 吉祥天女 善膩師童子 黒暗天 鬼子母神 徳又迦 婆藪仙人 シヴァ神 家族構成 系譜

父・・・シヴァ神
妃・・・吉祥天女(七面天女) 父は徳叉迦龍王(八大龍王)
長男・・ 最勝(さいしょう)童子
次男・・ 独健(どっけん)童子
三男・・ 那吒(なた)童子
四男・・ 常見(じょうけん)童子
五男・・ 善膩師(ぜんにし)童子

 家族で像として祀られる事が多い多聞天ですが、その場合は「多聞天、吉祥天女、 善膩師童子」の三尊形式で仏像が作られることが多く 、長男から四男は、あまり仏像として祀られる事はありません。

 今の時代なら長男が家督を継いで注目されそうですが、そのあたりが面白いですね。

 末子相続 は、 邇邇芸命(ににぎのみこと)、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)など神話にもとづいても末子相続が見られます。
 長男以外が相続するのは、珍しくないようです。

多聞天(毘沙門天)の特徴

多聞天の特徴

 多聞天(毘沙門天 )は戦闘神のイメージが強く浸透し、さらに邪鬼を踏みつけている事から、強く怖いといった印象を持っているのではないでしょうか?

 ですが、もともとインドではは財宝神とされ、戦闘的イメージはほとんどなかったようです。

見た目の特徴

大きな特徴としては、
・険しい表情
・右手には宝棒(鉾)
・左手には宝塔(塔)
※左右のアイテムが逆の場合もあります。
・体には鎧
・足元には邪鬼
が基本的な姿になります。

多聞天(毘沙門天)の役職

四天王としての多聞天

四天王 多聞天 持国天 広目天 増長天

四天王は、東西南北の4方を守る役目の4柱。

「四天王」とはチームのようなもので、構成は持国天、増長天、広目天、多聞天となります。

それぞれの役割は、簡単にいうと、
【東】持国天・・・国を支える
【南】増長天・・・恵みを増大させる
【西】 広目天・・・広く見通せる目をもつ
【北】多聞天・・・仏の教えを多く聞く

 仏教の守護神で東南西北の四方を守る天部の護法神。
 須弥山(しゅみせん)の中腹に住み、それぞれ一つずつの天下を守るとされる。
 ともに帝釈天の部将。

七福神としての毘沙門天

七福神

七福神 大黒天(だいこくてん)・布袋尊(ほていそん)・恵比寿天(えびすてん)・寿老人(じゅろうじん)・弁財天(べんざいてん)・毘沙門天(びしゃもんてん)・福禄寿(ふくろくじゅ)

 七福神とは、「七難即滅、七福即生」の説に基づくように、七福神を参拝すると七つの災難が除かれ、七つの幸福が授かると言われています。
 七福神の信仰は、室町時代の末期のころより生じ、当時の庶民性に合致して民間信仰の最も完全な形となって育てられてきました。特に農民、漁民の信仰として成長し、現代に今も生き続けてきたのです。

 もともとは、弁財天ではなく毘沙門様の妃である吉祥天女が七福神のメンバーだったようですが、弁財天の人気が高まり入れ替えがありました。

 現在は地域などによっては、八福神とし吉祥天女さんも在籍している場合もあります。

  • 恵比寿天・・・商売繁盛の神
  • 大黒天・・・・福徳開運の神
  • 毘沙門天・・・融通招福の神
  • 弁財天・・・・知恵財宝、愛嬌縁結びの
  • 福禄寿・・・・招徳人望の神
  • 寿老人・・・・富貴長寿の神
  • 布袋尊・・・・笑門来福、夫婦円満、子宝の神

多聞天(毘沙門天)の活躍したエピソード

 有名なエピソードとして上杉謙信の毘沙門信仰や、聖徳太子の戦などがあります。詳しい解説は別の記事にて追加していきます。

日本初!毘沙門天が現れた信貴山

 信貴山は毘沙門天王が日本で最初にご出現になった霊地で、毘沙門天王信仰の総本山です。
 寅の年、寅の日、寅の刻に現れたとされることから、虎は多聞天(毘沙門天)の遣いとされています。(中国では虎ではなくネズミが遣いとされてます)

多聞天(毘沙門天)と聖徳太子

 1400年余前、聖徳太子は物部守屋(もののべもりや)を討伐に向かいました。
 その道中で通った山で聖徳太子は必勝祈願を行います。

 すると上空から毘沙門天が現れ、必勝の秘法を授かったとされています。

 毘沙門天のご加護により勝利した聖徳太子は、その山を信じるべき貴ぶべき山とし「信貴山」と名付けました。

信貴山 朝護孫子寺

毘沙門天信仰の有名なお寺です。
パワースポットが多く、とくに金運アップに効果ありかも!?

拝観時間
9:00~17:00
交  通
近鉄 信貴山下駅→奈良交通バス 信貴大橋下車徒歩約5分
近鉄 信貴山口駅→ケーブル 高安山駅→近鉄バス 信貴山門下車徒歩約10分
お問合せ
TEL:0745-72-2277

上杉謙信の毘沙門信仰

上杉謙信公の像と上杉神社

 「我を毘沙門天と思え!」などの名言も多く、その強い信仰心がうかがえます。

 上杉謙信と毘沙門天のエピソードで、1番はやはり、「泥足毘沙門天」ではないでしょうか。泥足毘沙門天の像は、もともと謙信公が最も崇拝された御守本尊であった。特に出陣にあたっては、数日篭って読経し祈り続けたといわれる。

 ある時、夜を徹して祈願をこめて朝になると、護摩壇の上から外に向って点々と泥の付いた毘沙門天の足跡が残っていたことから、謙信公の戦陣にまで出向かれて加勢されたというエピソードがあるます。

多聞天(毘沙門天)のご利益

多聞天(毘沙門天)のご利益は、金運・開運・商売繁盛・勝運(合格祈願)・健康長寿・厄除など。

さらに 多聞天(毘沙門天) には、信仰すると得られる10種の福があります。「毘沙門天王功徳経(びしゃもんてんのう くどくきょう)」というお経に書かれているものです。

10種の福

  • 無尽の福・・・・・尽きることのない無限の福
  • 衆人愛敬の福・・・皆から愛される福
  • 智慧の福・・・・・智慧により善悪を正しく判断する福
  • 長命の福・・・・・長生きの福
  • 眷属衆太の福・・・周囲の信頼に恵まれる福
  • 勝運の福​・・・・・勝負事(仕事/試験/試合/勝負/出世)に勝つ福
  • 田畠能成の福​・・・田畑を豊作に導く福
  • 蚕養如意の福・・・家業や仕事が成功する福
  • 善識の福・・・・・良い教えを学ぶ福
  • 仏果大菩提の福・・悟りを得られる福

 ご利益を得るため、神様に捧げる言葉である真言(マントラ)を参拝時に唱えます。

 ただ、真言には注意点もあります。
 それは、一切の疑いを持たぬことです。
 一心に信じる事が大切とされています。
 一心に願い信じれば願いはかなうとされています。

 3回、7回、21回、108回唱えると良いとされています。

多聞天(毘沙門天) 3つのご真言 マントラ

大呪・・・別名:大心呪/大心陀羅尼/陀羅尼
尊格の根本をあらわす基本的なマントラ。

ノウボウ アラタンノウタラヤ ノウボウ シセンダ バザラ ハンダエイ マカ ヤキシャ セイノウ ハタエイ ノウボウ アタコロ ボタラヤ ジッシャ ベイシラマンダ バシャノウ サヤ マカ アランジャサヤ ヤキハジシャタサヤ バマタサヤ ソトタサヤ バシャダ ハタバカダサヤ キマダタ タジハラシャヤミ タニャタ クセイミクセイミ クシャ ビシャラマダサヤ マカアランジャ エイバンダギャ ネイタラマシュト ソワカ

中呪・・・別名:心呪
尊格の中核をあらわすマントラで、一番多く唱えられています。

オン ベイ シラマンダ ヤ ソワカ

小呪・・・別名:心中心呪
中呪よりも深く追求したマントラ。

ノウマク サラマンダ ボダナン ベイシラマンダ ヤ ソワカ

真言 マントラのご利益

・富貴と安楽を与える。
・汝の願意にしたがい満足せしむる
と、あります。

多聞天(毘沙門天)の眷属

夜叉と羅刹

夜叉と羅刹

四天王は眷属(従者)として八部鬼衆(はちぶきしゅう)の各2鬼神を従えています。
多聞天(毘沙門天)は夜叉と羅刹を従えています。

もとは古代インドの鬼神でしたが、仏教に帰依して仏法の守護神となりました。

  • 乾闥婆(けんばつば)・・・持国天の眷属。香を食べます。
  • 毘舎闍(びしゃじゃ)・・・持国天の眷属。人や五穀の精気を食べます。
  • 鳩槃荼(くはんだ)・・・・増長天の眷属。人の睡眠を妨げて災難を引き起こす。厭魅鬼・厭眉鬼とも呼ばれます。
  • 薛茘多(へいれいた)・・・増長天の眷属。常に飢えと乾きに苦しむ鬼神です。
  • 那伽(なーが)・・・・・・広目天の眷属。龍王とされています。
  • 富單那(ふたんな)・・・・広目天の眷属。悪霊・吸血鬼です。
  • 夜叉(やしゃ)・・・・・・多聞天の眷属。天夜叉・地夜叉・虚空夜叉の3種類があり、地夜叉以外は飛行します。
  • 羅刹(らせつ)・・・・・・多聞天の眷属。破壊と滅亡を司ります。

 ※釈迦如来に仕える八部衆とは別のものです。

毘沙門天二十八使者

 毘沙門天二十八使者(びしゃもんてんにじゅうはちししゃ)とは毘沙門天に仕える28の夜叉。
 毘沙門天曼荼羅で描かれるときには中央(第一院)に毘沙門天と吉祥天、5人の童子が置かれ、2番目(第二院)の枠に剣鎧護法と空鉢護法、八大夜叉大将が囲む。
 そして一番外の3番目の枠(外枠)に毘沙門天二十八使者が置かれる。韋駄天が第二院に描かれる場合がある。

毘沙門天二十八使者は毘沙門天曼荼羅で表現するとは限らず、像もある。例えば越後浦佐毘沙門堂では28体の毘沙門天二十八使者像を見ることができる。

以下に毘沙門天二十八使者を紹介する。なお二十八使者のうち「興生利使」だけは唯一「~使者」という名にならない点に注目したい。

  • 隠形使者
  • 香王使者
  • 勝方使者
  • 奇方使者
  • 禁呪使者
  • 高官使者
  • 興生利使
  • 五官使者
  • 金剛使者
  • 座神使者
  • 持斎使者
  • 自在使者
  • 神山使者
  • 神通使者
  • 説法使者
  • 総明多智使者
  • 太山使者
  • 大力使者
  • 田望使者
  • 多魅使者
  • 読誦使者
  • 博識使者
  • 左司命使者
  • 伏蔵使者
  • 北斗使者
  • 右司命使者
  • 龍宮使者
  • 論議使者

感謝を込めて

 四天王のリーダーとして、七福神の一人として、ともて人気の高い多聞天(毘沙門天)。一切の疑念を捨て信仰する事で、必ず願いが成就するとも言われています。

 是非、お住いのご地域の多聞天や毘沙門天に、ご挨拶に伺ってみてはいかがでしょうか?ご自宅やお勤め先に像を祀るのもおススメです。毎日しっかり感謝の気持ちをお伝えし、ご利益を授かりますように。

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