【保存版】多聞天(毘沙門天)とは?~仏法を護り、財と勝利を授ける守護神~

多聞天(たもんてん)は仏教において北方を守る四天王の一尊であり、
単独で祀られる場合は「毘沙門天(びしゃもんてん)」として知られています。
勝利・財福・厄除け・金運といった現世利益において圧倒的な存在感を誇るこの神は、
歴史上の武将から現代の事業家まで幅広く信仰されています。
本記事では、その由来・姿・真言・家族構成・眷属・功徳・二十八使者まで、
全情報を一つにまとめた【保存版】として解説します。
目次
多聞天と毘沙門天の違いと由来
- 多聞天:四天王の一尊。仏法を聞き守る「護法神」
- 毘沙門天:単独で祀られる際の呼び名。財宝と勝利の神
名前の由来
多聞天の前身は、インド神話の財宝神クベーラ(Kubera)。
その別名「ヴァイシュラヴァナ(Vaiśravaṇa)」は、サンスクリット語で「よく聞く者」の意味を持ち、
それが中国で「多聞天」、日本で「毘沙門天」と訳されました。
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家族構成と系譜
| 役割 | 神名・情報 |
|---|---|
| 父 | シヴァ神(ヒンドゥー教の破壊神) |
| 妃 | 吉祥天女(七面天女) ※徳叉迦龍王(八大龍王)の娘 |
| 子供 | 長男:最勝童子 次男:独健童子 三男:那吒童子 四男:常見童子 五男:善膩師童子 |

三尊形式
仏像では多くの場合「多聞天・吉祥天女・善膩師童子」の三尊形式で祀られます。
長男~四男は仏像として祀られることは稀です。
日本神話でも末子相続(ににぎのみことなど)は珍しくなく、
仏像の表現にもそうした文化が反映されている点が興味深いです。
多聞天(毘沙門天)の特徴と見た目

険しい表情
甲冑をまとい戦神の風格を持つ
右手:宝棒(または鉾)
左手:宝塔
足元:邪鬼を踏みつけている
※左右の持ち物が逆の仏像もあります。
本来は財宝神としての性格が強く、戦闘神としての印象は日本における信仰から広まりました。
四天王としての役割と構成

| 方角 | 神名 | 意味・役割 |
|---|---|---|
| 東方 | 持国天 | 国家・国土を支える守護神 |
| 南方 | 増長天 | 勢力を増やし成長を促す神 |
| 西方 | 広目天 | 洞察力と真理の見極めを司る神 |
| 北方 | 多聞天 | 財福・勝利・仏法を守る最強の守護神 |
四天王は仏教の世界観である「須弥山」の中腹に住み、四方を護るとされます。
その全員が帝釈天の部将でもあります。
七福神としての毘沙門天

| 神名 | ご利益 |
|---|---|
| 恵比寿天 | 商売繁盛・大漁祈願 |
| 大黒天 | 福徳・開運 |
| 毘沙門天 | 勝運・金運・厄除け |
| 弁財天 | 知恵・芸術・財宝・縁結び |
| 福禄寿 | 人徳・出世 |
| 寿老人 | 長寿・健康 |
| 布袋尊 | 子宝・笑門来福・家庭円満 |
※本来は吉祥天女が七福神に含まれていたが、弁財天の人気により入れ替わったとされる。
地域によっては八福神として吉祥天女も祀られる。
有名な伝承・エピソード


上杉謙信と毘沙門天
「我こそ毘沙門天なり」──そう語ったとされる上杉謙信は、毘沙門天を生涯の守護神としました。
- 出陣前には数日間、読経し祈願した
- 泥足毘沙門天:護摩壇から出て、足跡を残したという逸話
聖徳太子と信貴山
勝利の後、その山を「信貴山」と命名
物部守屋との戦いの際、途中で山に立ち寄り戦勝祈願
天より毘沙門天が現れ秘法を授ける
聖地:信貴山・朝護孫子寺
- 日本で最初に毘沙門天が出現した地
- 寅の年・寅の日・寅の刻に現れたことから「虎」が多聞天の遣いとされる
【アクセス】
問い合わせ:0745-72-2277
拝観時間:9:00~17:00
近鉄信貴山下駅→奈良交通バス

ご利益と10種の福徳(『毘沙門天王功徳経』より)
無尽の福:尽きない福を得る
衆人愛敬の福:人から愛され敬われる
智慧の福:善悪を見極める知恵を得る
長命の福:寿命が延びる
眷属衆太の福:多くの信頼される仲間に恵まれる
勝運の福:あらゆる勝負に勝つ力
田畠能成の福:田畑が豊作になる
蚕養如意の福:家業や事業の成功
善識の福:良き教えに導かれる
真言(マントラ)と唱え方
中呪(もっとも一般的)
オン ベイ シラ マンダヤ ソワカ
小呪(心中心呪)
ノウマク サラマンダ ボダナン ベイシラマンダ ヤ ソワカ
大呪(大心陀羅尼)
ノウボウ アラタンノウタラヤ ノウボウ シセンダ バザラ ハンダエイ マカ ヤキシャ セイノウ ハタエイ ノウボウ アタコロ ボタラヤ ジッシャ ベイシラマンダ バシャノウ サヤ マカ アランジャサヤ ヤキハジシャタサヤ バマタサヤ ソトタサヤ バシャダ ハタバカダサヤ キマダタ タジハラシャヤミ タニャタ クセイミクセイミ クシャ ビシャラマダサヤ マカアランジャ エイバンダギャ ネイタラマシュト ソワカ
【唱え方のポイント】
回数:3回、7回、21回、108回が目安
眷属:夜叉と羅刹など八部鬼衆
夜叉と羅刹

四天王は眷属(従者)として八部鬼衆(はちぶきしゅう)の各2鬼神を従えています。
多聞天(毘沙門天)は夜叉と羅刹を従えています。
| 眷属名 | 所属天 | 特徴 |
|---|
| 夜叉(やしゃ) | 多聞天 | 空を飛び、仏法を守る鬼神 |
| 羅刹(らせつ) | 多聞天 | 破壊と滅亡の鬼神 |
| 乾闥婆 | 持国天 | 香を食べる精霊 |
| 毘舎闍 | 持国天 | 精気を食す鬼神 |
| 鳩槃荼 | 増長天 | 睡眠を妨げる厄神 |
| 薛茘多 | 増長天 | 飢えと乾きに苦しむ鬼神 |
| 那伽(ナーガ) | 広目天 | 龍神とされる |
| 富單那 | 広目天 | 吸血鬼とされる |
※釈迦如来に仕える八部衆とは別のものです。
毘沙門天二十八使者
毘沙門天に仕える28体の使者。曼荼羅では外郭に配置されます。
一部の使者名を紹介:
- 隠形使者
- 香王使者
- 興生利使(唯一「使者」で終わらない)
- 金剛使者
- 博識使者
- 説法使者
- 北斗使者
- 龍宮使者 など
※越後・浦佐の毘沙門堂では28体の仏像が実際に安置されています。
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まとめ:多聞天は「護り・勝利・福」をもたらす守護仏
- 四天王として仏法を守る武神
- 財宝神として金運・商売繁盛の守護者
- 七福神として民間信仰に息づく福の神
知って祈り、信じて行動することで、多聞天(毘沙門天)のご加護は必ずあなたの力となります。
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