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開運ブログ 龍王堂

【保存版】わかりやすい八大龍王の解説

仏教の法華経にも登場する八大龍王。
知っているようで知らない八大龍王の解説を分かりやすく行います。
情報の少ない八大龍の伝説やご真言などを紹介いたします。

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八大龍王とは

八大龍王様とは、八つの龍族の御法善神(ごほうぜんじん)。
天竜八部衆の中で、龍部をまとめる八人の龍王。

天竜八部衆はお釈迦様が霊鷲山(りょうじゅせん)で法華経(ほけきょう)を説かれる時にも、その場におられる。
「妙法華経序品第一」でも名前が羅列されている。

 日本では、古来より各地で龍神を信仰しており、仏教が日本に入る前から様々な地域で龍の信仰が見られました。

 八大龍王はそれらの信仰と習合したり、雨や水、災害など様々な出来事とも関連され信仰されてきました。

 明治期の廃仏毀釈の影響により八大龍王という名前を冠する神社は減ってしまいましたが、今でも深い信仰の対象になっています。

八大龍王の所属

  • 天部(てんぶ)・・・梵天王 帝釈天を中心とする
  • 龍部(りゅうぶ)・・・・・龍を中心とる
  • 乾闥婆部 (けんだつばぶ)・・・香を食べ、神々の飲料を守護する音楽神
  • 阿修羅部(あしゅらぶ)・・・阿修羅王を中心とした修羅界の戦闘神たち
  • 迦楼羅部(かるらぶ)・・・魔竜を払う、金翅鳥(こんじちょう)とも呼ばれる聖鳥達
  • 緊奈羅部(きんならぶ)・・・人間にも畜生にも属さない、半人半獣の音楽神
  • 摩睺羅伽部(まごらかぶ)・・・頭が蛇で体が人間の音楽神で神殿や祠の守護神

以上の8種族が天龍八部衆。

八大龍王のご利益

 八大龍王を祀る神社仏閣には多くの人が参られますが、一般的なご利益には以下のものが挙げられるでしょう。

  • 商売繁盛
  • 富貴栄達
  • 出世
  • 開運
  • 勝運
  • 除災招福
  • 金運
  • 恋愛成就
  • 五穀豊穣

 神社仏閣など八大龍王や龍神を祀っているところには、様々な解説をされていますので、上記は一例と思ってください。

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八大龍王のご真言

八大龍王のご真言(マントラ)で有名なのが、
「おん めいぎゃ しゃにえい そわか」
「おん しゃに きゃらまに そわか」
ですが、宗派などで変わってきますので、ご自身が信仰されるお寺などで実際に聞くのが一番だと思います。

炎の龍と毒の龍

 龍は炎を吐くとイメージされていますが、日本神話では炎ではなく毒を吐く龍が一般的です。
八大龍王も龍の姿になったとき、口から炎ではなく毒を吐きます。
 龍王同士の争い(難陀龍王、跋難陀龍王 対 娑伽羅龍王)でも毒を吐く戦いで海は毒に侵されたとあります。
 龍が炎を吐くのは日本神話の龍よりも、西洋神話のドラゴンからの影響が強いと言われています。しかし、小桜姫物語という書籍の中で炎の龍が登場している事から、足利時代の末期以降には日本にも炎の龍のイメージがあったようです。

八大龍王の梵字

八大龍王の梵字「ナウ」と読みます。梵字とは、インドで使われているブラーフミー文字の漢訳名といわれています。  

 インドから仏教と共に中国から日本に伝来し、密教とのかかわり合いで神秘化された文字として使われたものです。また、サンスクリット語を表記するための文字とも言われています。

日本の仏教における梵字には、尊格を表す意味があります。

難陀龍王(なんだりゅうおう) 跋難陀龍王(ばつなんだりゅうおう)

難陀龍王と跋難陀龍王

マガダ国の守護神。兄が 難陀龍王、弟が跋難陀龍王。

 難陀龍王と跋難陀龍王の兄弟は共に行動する事が多く、お釈迦様のご降誕のさいに、空から甘露の雨を降らせたのが難陀龍王と跋難陀龍王の兄弟。
 お釈迦様の説法の時は常にお姿を現し守護し、お釈迦様のご入滅後も仏法を守り続ける。

 仏法を守り、お釈迦様を守っている善のイメージとは逆に、龍らしい荒々しい逸話も多く、難陀龍王と跋難陀龍王の兄弟と娑伽羅龍王の戦いを記した経典も有名な逸話です。

難陀龍王と跋難陀龍王 娑伽羅龍王

難陀龍王と跋難陀龍王 対 娑伽羅龍王

 難陀龍王と跋難陀龍王の兄弟が娑伽羅龍王の竜宮に攻め込んだ際に、両者とも毒を吐き合い、7日7夜の間に激しい戦いを行いました。
 その末、娑伽羅龍王が難陀龍王と跋難陀龍王の兄弟を退けたが、海が毒によって汚されてしまったのです。すると汚れた海に、大自在天神様が現れ、海の毒を自らの体内に吸収し、その海を甘露の海に変えてしまったそうです。

難陀龍王と跋難陀龍王 目連尊者

難陀龍王と跋難陀龍王 対 目連尊者

須弥山の麓に難陀龍王と跋難陀龍王の兄弟は住んでいますが、幾度も兄弟の頭上を通る人影を見ていたそうです。
 気高い兄弟は、自らの頭上を歩かれた事に、とても怒りました。須弥山の麓一面に黒雲と霧を吐き、誰一人も通せなくしてしまいます。難陀龍王と跋難陀龍王の兄弟は知りませんでしたが、実は頭上を通っていたのはお釈迦様でした。

 お釈迦様のお弟子様が「難陀龍王と跋難陀龍王の兄弟を懲らしめにいく」と志願はしたのですが、難陀龍王と跋難陀龍王の兄弟は強すぎるので、お釈迦様の弟子が命を落としてしまう事を心配し、難陀龍王と跋難陀龍王の兄弟に会いに行くのを止めていました。

 そこで、難陀龍王と跋難陀龍王の兄弟のもとに行くように向かわせたのが、目連尊者様(もくれんそんじゃさま)。目連尊者は自らの姿を大きな龍に変え、難陀龍王と跋難陀龍王の兄弟を倒してしまいます。そして戦いに負けた難陀龍王と跋難陀龍王をお釈迦様のもとへ連れて行ったのです。  

 自らの間違いと勘違いを後悔し反省した難陀龍王と跋難陀龍王の兄弟は、それからも須弥山の麓に住み、お釈迦様と須弥山を守護しました。

娑伽羅龍王(しゃからりゅうおう)

娑伽羅龍王 山形県 善宝寺

サガラという大海の娑伽羅龍宮に住んでいる龍王。着甲姿で頭上に龍をのせ、剣を持っているのが特徴です。 

 大海龍王、龍宮の王にして、法華経に登場し、仏法を守護しています。
 八大龍王の一つ。観音二十八部衆の一つ。護法の龍神。降雨の龍神。

難陀龍王と跋難陀龍王の兄弟と戦い、退けるなど強大な力を持つとされる娑伽羅龍王。八大龍王の一つ。観音二十八部衆の一つ。護法の龍神。また、降雨の龍神として、請雨法のおりの本尊。

娑伽羅龍王の別名

  • 沙伽羅
  • 娑羯羅
  • 沙竭羅
  • 沙竭
  • しゃかつらりゅうおう。しゃかつら。しゃかちら。しゃがら。しゃがらおう。しゃから。

娑伽羅龍王のエピソード

山形県の善宝寺に伝わる話があります。貝喰池には古来より龍神の伝説があり、隣接する善寳寺に祀られている。

 開基である妙達上人がこの地に庵を結び、日々法華経を唱えているうちに、近の者が大勢集まってそれに聞き入った。
 その中に人目を引く美しい男女の姿があった。ある時、読経が終わってもその男女が席を立たなかったので、妙達上人が声を掛けると、二人は自らの正体を明かした。
 二人は貝喰池に天下った龍王と龍女であり、上人の読経を聞き仏法のありがたさを知ることが出来たと言う。そこで上人が龍王に龍道、龍女に戒道の名を与えると、二人は風水の災厄から信者を守ることを約束し、龍の姿となって昇天したのである。

現在でも善寳寺は龍神守護 娑伽羅龍王の寺として信仰を集めている。

大龍女様

娑伽羅龍王の第三女も有名で牛頭天王(ごずてんのう)の妃になったり、妙法蓮華経提婆達多品第一二(みょうほうれんげょうだいばだったひんだい12)では、8歳にしてお悟りを開いている。

和修吉龍王(わしゅきつりゅうおう)

和修吉龍王

和修吉龍王様は、頭が9つある龍だったので別名「多頭龍王」や「九頭龍王」と呼ばれる事が多い。九頭龍大神の名称で寺社仏閣で祀られている事も多い。有名な寺社仏閣では、長野の戸隠神社や、箱根の九頭龍神社などがあります。

和修吉龍王も他の龍神様と同様に須弥山に住んでおられ、魔の物を食べ須弥山を守っておられます。

和修吉龍王(九頭龍王)のご利益

  • 土地の守護
  • 歯痛止め
  • 治水
  • 祈雨止雨
  • 縁結び
  • 開運
  • 金運

和修吉龍王(九頭龍王)のエピソード(悪い伝承)

奈良時代。
 万字ヶ池( 現在の芦ノ湖)には九つ頭を持つの毒龍が住み、たびたび大波を起こしては里の人たちを苦しめていた。困った里の人たちは里の若い娘を龍へのいけにえとして差し出すことで毒龍を鎮めることにした。

 天平宝字元年(757)、駒ヶ岳で修行を積み箱根大神の加護をいただいた萬巻(まんがん)上人が毒龍退治に挑む。上人は池の中に石壇を設けそこに座り、連日祈祷をして法力でもって毒龍を調伏した。
観念した九頭龍は宝珠(チンタマーニ)と錫杖と水瓶を手に水面に現れ「もう悪さはしない。この池と土地を守っていこう」と萬巻上人に誓った。
 こうして萬巻上人は箱根神社に続き、 万字ヶ池(現在の芦ノ湖) のほとりに九頭龍大神を祀ったのだった。

和修吉龍王(九頭龍王)のエピソード(良い伝承)

—原文—
南山之下有不流水 其中有一大蛇九頭一尾 不食余物但食唐鬼 朝食三千暮食八百 急々如律令

  南山(吉野山)のふもとに流れずに留まっている水がある。
そこには頭が九つ、尾が一つの大蛇が住み、唐鬼(天然痘)しか食べない。
朝には三千匹、夕には八百匹の唐鬼(天然痘)を食べる。
早急にこの効果が行き渡るようーー

『二条大路木簡』原文と意訳

「急々如律令」とは呪文や呪符の決まり文句ですから、このワードが疫病除けとしての意味があると推測されます。また、滋賀県の三井寺には「天智天皇 天武天皇 持統天皇」の産湯に用いられた三井の霊泉があります。
 そこには九つの頭を持つ龍神が住み、年に十日、夜の丑の刻に姿を現し金堂の弥勒菩薩様にお水を供えに行くそうです。

徳叉迦龍王(とくしゃかりゅうおう)

徳叉迦龍王

徳叉迦龍王も他の八大龍王と同じく、須弥山にお住まいになっています。

 徳叉迦とは、多舌の意で、視毒とも称されます。全龍王の中でも特に、毒の力が強く目が合っただけで相手の命を奪う事が出来た。衆生(生命あるもの全て)の五逆(地獄に落ちるような大罪)を消滅させ、様々な苦しみから解放させる力を有していると言われてます。

 人心を惑わす悪しきものをことごとく喰らい、天命の完遂を助ける龍。愚かで迷い多き者を叱り、龍鳴を轟かせ警告を発すると言われています。これを「天譴(てんい)雷誅」といいます。

徳叉迦の娘 七面天女様(吉祥天女)

七面天女様

 徳叉迦龍王と、鬼子母神の間に生まれたのが「吉祥天(七面天女)」です。有名な毘沙門天の義理の父にあたるお方です。

毘沙門天の家系図

 歴史書「身延鏡(みのぶかがみ)」では、七面大明神の父親として記述されているが諸説あり。
 また、「金光明経」によると、七面天女様は、この龍王の娘とのこと。七面天女様は、日蓮宗系において法華経を守護するとされる女神と伝承が残っています。

日蓮と七面天女

日蓮は、身延山山頂に登り、亡き父母の墓のある房総の方を拝しては両親を偲んでいた。

 建治3年(1277年)9月、身延山山頂から下山の道すがら、現在の妙石坊の高座石と呼ばれる大きな石に座り信者方に説法をしていた。

 その時、一人の若く美しい女性が熱心に聴聞していた。
「このあたりでは見かけない方であるが、一体だれであろうか?」と、南部公をはじめ一緒に供をしていた人達はいぶかしく思った。

 日蓮は、一同が不審に思っている気持ちに気付いた。読経や法話を拝聴するためにその若い娘が度々現れていたことを知っていた。

 その若い女性に向かって、「皆が不思議に思っています。あなたの本当の姿を皆に見せてあげなさい」と言った。
 すると、女性は笑みを湛え「お水を少し賜りとう存じます」と答えると、日蓮は傍らにあった水差しの水を一滴、その婦人に落とした。

 すると、今まで美しい姿をしていた婦人は、たちまち緋色の鮮やかな紅龍の姿に変じて仰った。
「私は七面山に住む七面大明神です。身延山の裏鬼門をおさえて、身延一帯を守っております。末法の時代に、法華経を修め広める方々を末代まで守護し、その苦しみを除き心の安らぎと満足を与えます」と。

阿那婆達多龍王(あなばだったりゅうおう)

阿那婆達多龍王

阿那婆達多(あなばだった)とは、清涼と訳されるそうです。ヒラヤマの北辺にあるという伝説の池・阿耨達池(あくのだっち)にある五柱堂に住んでおられるとのこと。
 800里にも及ぶ池の岸辺は金・銀などの四宝よりなっていたということです。阿那婆達多龍王様は、この池から四方に大河を生み、大陸を潤しておられるとのことです。

 阿那婆達多(あなばだった)龍王は菩薩の化身とも言われていたとのことです。

阿那婆達多龍王と法華経

 阿那婆達多龍王は、法華経に登場する八大龍王の一つです。「妙法蓮華経文句」に記されている、とても徳の高い龍王様です。仏法を運び伝える者を護り、仏法が全世界に広がることを助ける修道者の守り神でもありました。

阿那婆達多龍王とお釈迦様のエピソード

花まつり

 阿那婆達多龍王は、お釈迦様と深いご縁のある龍王様です。お釈迦様の生誕日は4月8日で、その日を花祭りとしています。その誕生に、阿那婆達多龍王はとても深い関係があり、お釈迦様の誕生の瞬間、阿那婆達多龍王は 「この水を産湯に使いなさい」と大変功徳のある池の水を持って行かれたそうです。
 そして、お釈迦様の身体にかけて差し上げました。残りの水を世界にふり注いだところ、人も動物も草木もことごとく金色に輝き、草木は花が咲き実がなったと言われています。
※諸説あり 9頭の龍が天より甘露の雨を降らせたと伝えられている物もあります。

 残りの水を世界にふり注いだところ人も動物も草木もことごとく金色に輝き、草木は花が咲き実がなったと言われています。まさに甘露の雨が降り注いだとされ、これがのちに、花祭りにお釈迦様に甘茶をかける今の風習なったようです。

摩那斯龍王(まなしりゅうおう)


摩那斯龍王

須弥山でも、特に帝釈天王様がお住まいになられていた喜見城の守護をされていた龍王様。

 降雨をつかさどる龍王。 諸神と阿修羅が帝釈天のお城に攻め入り、海水を攪乱したとき、身を以て喜見城を守ったという。摩那斯竜王は大尉、高意、大刀、大身の意を持ち、慈悲深い龍王とされます。衆生に信仰心を芽生えさせるという大願を持つ神様です。

鏡山と摩那斯龍王

 遠く万葉の昔から、数多くの歌人たちに詠まれてきた鏡山。
 その山頂(標高384m)近くに、聖徳太子が26歳の時(600年)に自ら観音像を彫り創建したと伝わる雲冠寺(うんかんじ)跡があります。「霊山」「竜王山」とも呼ばれる鏡山。

 その美しい緑豊かな山は和歌、俳句、漢詩に詠まれ優に百余首を数えます。なかでも藤原定家の「鏡山 君に心や うつるらむ いそぎたゝれぬ 旅衣かな」などは有名です。

 雲冠寺から登った山頂には、雨の神・水の神ともいわれる八大竜王の一つ、摩耶斯龍王(まなしりゅうじん)が「龍王宮」として祀られています。
 地域の人々からは田畑に潤いをもたらす雨の神として崇敬されており、今でも雨乞いの行事が行われます。

優鉢羅龍王(うはつらりゅうおう)


優鉢羅龍王

別名:青蓮華龍王(しょうれんげりゅうおう)。その名の通り、青蓮華の池にお住まいになられています。

 悟りを開かれた方の特徴に、目の色が紺青色という特徴があり、青蓮華は特に仏や菩薩の目の色で表す事が多いです。このことから、優鉢羅龍王の清浄さが伝わってきます。

龍王池の伝説

 平安時代に転記された鬼城縁起によれば、吉備津彦命の軍奉行であった楽々森舎人(ささもりとねり)は、超能力を持っており、芦守山の山頂の岩をうがって、水を湧き出させ、地域の人々をうるおしました。
 湧き出た水は、山の中腹の池となりました。
 その後、優鉢羅龍王(うはつらりゅうおう)が芦守山に飛来し、地域の人々を護ったので、いつしか芦守山を龍王山、池は龍王池と呼ぶようになりました。

水神としての八大龍王と起源

ナーガ

 インドにおいて八大龍王はそれぞれの龍王様でご紹介した通り、雨を司る、海に住むなど水神信仰の現れでした。インドでは仏教に取り入れられる前から、インド神話でナーガラージャ(龍王)または、ナーガ(龍)として信仰されていました。
  インド神話では、ナーガを食べる伝説の鳥ガルーダ(仏教では迦楼羅と呼ばれる)という存在がいて、同じ八部衆という釈迦の守護神の中に、ナーガとガルーダが存在しています。 

 八大龍王は仏教の起源であるインド発祥の神様ですが、もともと日本で思い浮かべるような、細長い体で空を舞うという姿では考えられていなかったようです。インドでは龍はNaga(ナーガ)と呼ばれ、半身半蛇の姿でした。 日本で考えられる龍の姿になったのは、中国を経由した際であるとされます。

龍神祝詞

 八大龍王に奏上する龍神祝詞(りゅうじんのりと) は、八大龍王に大願成就をお願いする祝詞です。
所願を実現する力を授かりたい方や龍神との縁を深めたい方にお勧めです。

以下、全文

高天原に坐し坐して
(たかまがはらに ましまして) 

天と地に御働きを現し給う
(てんとちに みはたらきを あらはしたまう )

龍王は大宇宙根元の
(りゅうおうは だいうちゅうこんげんの)

御祖の御使いにして
(みおやの みつかいにして)

一切を産み一切を育て
(いっさいをうみ いっさいをそだて)

萬物を御支配あらせ給う
(よろづのものを ごしはいあらせたまう)

王神なれば
(おうじんなれば)

一二三四五六七八九十の十種の
(ひふみよいむなやことの とくさの)

御寶を己がすがたと
(みたからを おのがすがたと)

變じ給いて
(へんじたまいて)

自在自由に天界地界人界を
(じざいじゆうに てんかい ちかい じんかいを)

治め給う
(おさめたまう)

龍王神なるを尊み敬いて
(りゅうおうじんなるを とうとみ うやまいて)

眞の六根一筋に
(まことの むねひとすじに)

御仕え申すことの由を
(みつかえ もうすことの よしを)

受引き給いて
(うけひきたまいて)

愚なる心の數々を戒め給いて
(おろかなる こころのかずかずを いましめたまいて)

一切衆生の罪穢の衣を
(いっさいしゅじょうの つみけがれのころもを)

脱ぎ去らしめ給いて
(ぬぎさらしめたまいて)

萬物の病災をも
(よろづのものの やまひをも)

立所に祓い清め給い
(たちどころに はらいきよめたまい)

萬世界も
(よろずせかいも)

御祖のもとに
(みおやのもとに)

治めせしめ給へと祈願奉る
(おさめせしめたまへと こひねがいたてまつる)

ことの由をきこしめして
(ことのよしを きこしめして)

六根の内に念じ申す
(むねのうちに ねんじもおす)

大願を成就なさしめ給へと
(たいがんを じょうじゅなさしめたまへと)

恐み恐み白す
(かしこみ かしこみ もおす)

最後に

 龍神様を信仰し有名な神社仏閣にご挨拶に伺うとき、皆様は、その神社仏閣の龍神様の事を理解してから行かれていますか?
 八大龍王様を祀っていらっしゃる神社仏閣でも詳しく知れば、きっと、どの龍王様かのお名前があるはずです。

 龍王様への理解を深め、感謝を忘れず参拝していものです。

 また、風水でも縁起の良いとされる龍神様です。家内安全や商売繁盛の為だけでなく、いつでも龍神様を見えるところに置いておく事が感謝とご利益に繋がる事ができます。

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