密教の如意輪観音とは?~願いを叶え六道を救う多臂の観音菩薩~

「この願いが叶いますように」――
誰もが人生の中で一度は、そう心から祈る瞬間があるはずです。
その“願い”に、六本の手を差し伸べて応えてくれる仏がいます。
それが、**如意輪観音(にょいりんかんのん)**です。
人々の苦しみや迷いを和らげ、財運や知恵、安産や延命まであらゆるご利益をもたらすこの観音さまは、「願いをかなえる観音」として古くから信仰されてきました。
今回は、六観音の一尊であり、強力な守護仏でもある如意輪観音の特徴や魅力をご紹介します。
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目次
如意輪観音とは?~智慧と福徳を授ける観音菩薩
如意輪観音は、「如意宝珠(にょいほうじゅ)」と「法輪(ほうりん)」を持つことからその名がつきました。
- 「如意」とは…意のままに福徳・智慧・財宝を与える珠
- 「輪」とは…煩悩を打ち砕き、迷いを断ち切る法の輪
この2つの象徴を手にした観音さまとして、すべての願いを叶える力を持つ仏とされています。
また、如意輪観音は六観音の一尊に数えられ、特に「天道(てんどう)」に迷う者を救うとされますが、六本の手を用いて六道すべてを救うとも言われています。
如意輪観音のご利益とは?
如意輪観音は、以下のような幅広い現世利益をもたらす観音菩薩です。
🔹 ご利益一覧
- 智慧授与:物事の本質を見抜く知恵を授かる
- 財運上昇:福徳・金運・商売繁盛
- 安産成就:妊娠・出産の安全を祈る
- 延命長寿:健康を守り、寿命を延ばす
- 災難除去:苦しみや不安からの救済
まさに、「願いを叶える観音」として多くの人々に信仰されています。
六臂の姿と仏画・仏像の特徴
如意輪観音は、六臂(ろっぴ)=六本の手を持つ姿で表現されるのが一般的です。これは、仏教経典『観自在如意輪菩薩瑜伽法要』に基づいています。
🔹 六本の手の持ち物と意味(※一例)
| 手の位置 | 持ち物 | 意味 |
|---|---|---|
| 右第一手 | 頬に触れる | 深い慈悲と思索を象徴 |
| 右第二手 | 如意宝珠 | 願いを叶える力 |
| 右第三手 | 念珠 | 修行と祈りの象徴 |
| 左第一手 | 地に伸ばす | 浄土・大地との結縁 |
| 左第二手 | 蓮華 | 清浄な心の象徴 |
| 左第三手 | 法輪 | 煩悩を打ち砕く智慧の力 |
姿勢は坐像が多く、片足を折り、もう一方の足を立てて思索にふける姿が代表的です。
また、金色の身体に化仏(けぶつ)を戴き、背景に補陀落山(ふだらくせん)と滝が描かれることもあり、浄土世界を表す荘厳な表現がなされます。
真言と祈願方法
如意輪観音の真言
オン ハンドマ シンダマニ ジンバラ ウン
この真言は、「福徳と智慧を授かり、あらゆる願いが成就するように」と祈る言葉で、日々の念誦や困難な状況で心を静めるときに唱えられます。
よくある質問と注意点
Q. 如意輪観音は女性の仏ですか?
性別は明示されておらず、観音菩薩全般に共通する「中性的な存在」として描かれています。慈悲と智慧のバランスを体現する存在として、男女問わず信仰されています。
Q. どの宗派で信仰されていますか?
天台宗、真言宗などの密教系宗派で重視されていますが、観音信仰の広がりにより、宗派を超えて祀られることも多くあります。
まとめ|すべての願いに応える、慈悲深き観音さま
如意輪観音は、私たちが抱えるあらゆる苦しみや願いに応えてくださる観音菩薩です。
六本の手で六道すべてを包み込み、智慧と慈悲で導いてくれるその姿は、まさに“心の救い”と呼べるでしょう。
「こうなりたい」「この苦しみから抜け出したい」――そう思ったときこそ、如意輪観音に手を合わせてみてください。きっと、その願いに耳を傾けてくださいます。
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