薬師如来とは?~病を癒し現世を救う「医王仏」のお力を分かりやすく解説~

仏教には多くの如来が存在しますが、「死後」ではなく**“今この瞬間”の苦しみを救ってくれる仏**がいることをご存じですか?
その仏の名は――薬師如来(やくしにょらい)。
私自身も体調を崩した際、「薬師如来にお願いしよう」と手を合わせたことがあります。すると不思議と心が落ち着き、回復の希望を持てるようになったのです。
今回は、現世利益・病気平癒・安産祈願・健康長寿の仏として古来より篤く信仰されてきた薬師如来の魅力を、やさしく深く解説します。
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目次
薬師如来とは?~東方浄瑠璃世界の教主~
薬師如来は、正式には「薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)」と呼ばれ、東方浄瑠璃界の教主として、私たちの現世での安楽と健康を守ってくださる仏さまです。
阿弥陀如来との違い
- 阿弥陀如来:死後の来世(西方極楽浄土)で救う仏
- 薬師如来:現世の病苦や悩みを癒す仏
そのため、現世の祈願、たとえば病気平癒・健康長寿・安産・厄除けなどの願い事をする際、薬師如来に手を合わせる人が多くいます。
十二の誓願(本願)とは?
薬師如来は、如来となる前、菩薩のときに「十二の大願」を立て、それをすべて成し遂げたことで仏の位に至ったとされます。
以下はその主な誓願の要点です。
| 願いの内容 | 意味・効果 |
|---|---|
| 光明普照 | 仏の光で宇宙を照らし、衆生を悟りに導く |
| 除病安楽 | 病苦を取り除き、心身を安楽にする |
| 諸根具足 | 障害や不具の苦しみを癒す |
| 飲食安楽・美衣満足 | 飢えや寒さに苦しむ者に食と衣を施す |
| 苦悩解脱 | 災いや不慮の死、冤罪などから救う |
| 安心正見 | 正しい仏教の教えへと導く |
| 転女得仏 | 女性でも仏道を得られるように救済する |
このように、薬師如来の誓いは日常に関わるあらゆる苦しみに寄り添う内容で、まさに「現世の救済仏」と言える存在です。
ご利益まとめ|薬師如来はこんな方におすすめ
- 病気平癒(とくに眼病)
- 健康長寿
- 安産祈願・子授け
- 厄除け・災難回避
- 現世利益を求める人
「医王(いおう)」の名を持ち、仏教界における“お医者様”ともいえる薬師如来は、心身の健康を祈るすべての人にとって、頼もしい存在です。
日光・月光菩薩と十二神将
薬師如来は、以下の守護者とともに祀られることが多くあります。
🔹 日光菩薩・月光菩薩
- 日光菩薩:陽の力で病を照らし癒す
- 月光菩薩:陰の力で心を鎮め安らぎをもたらす
この2尊は、薬師如来の脇侍(わきじ)として薬師三尊の形式で信仰されます。
🔹 十二神将
薬師如来を守る12体の守護神。方位や時刻を司ることから、厄除けや方位除けとしても信仰され、干支にも対応しているため、信仰が広がっています。
真言と像容について
🔹 真言
オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ
この真言は、薬師如来の智慧と癒しの力を呼び起こし、病や不安を取り除くとされます。
🔹 薬師如来の姿
- 左手:薬壺(やっこ)を持つ(薬の源を象徴)
- 右手:薬指を前に出し、人々を導く印を結ぶ
- 装飾:基本的にシンプルで、余計な装飾は持ちません
※奈良時代までは釈迦如来と区別がつきにくく、薬壺を持たない像も多く存在しました。
よくある質問と注意点
Q. 薬師如来はどの宗派で信仰されていますか?
天台宗・真言宗・浄土宗など、多くの宗派で信仰されています。とくに真言宗では七仏薬師信仰(7体の薬師如来を拝む修法)も有名です。
Q. 祈願する日はありますか?
毎月8日が薬師如来の縁日とされており、月参りやお護摩祈祷なども行われます。
まとめ|現世での救いを求めるなら薬師如来に
薬師如来は、「今の苦しみ」に寄り添ってくださる仏さま。
体の不調、心の病、生活の不安、将来の不安――そうした悩みに直面したとき、静かに薬師如来の名を唱えてみてください。
きっと、その光明があなたの心を照らしてくれるはずです。
龍王堂の想い
私たち龍王堂では、「祈りが生き方を支える」という信念のもと、薬師如来をはじめとする如来・菩薩の仏像や御守を通じて、日々の不安や苦しみに寄り添う存在を届けています。
事業者さま向けには卸販売のご案内も行っております。
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