孔雀明王を分かりやすく解説~災厄と毒を除く優美な紅一点の明王~

「明王」と聞くと、怒りに満ちた表情を思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかし、そんな中にあって微笑みをたたえる慈悲の明王がいるのをご存じでしょうか?
それが――**孔雀明王(くじゃくみょうおう)**です。
孔雀の背に乗り、災いを取り除き、静かに寄り添ってくれるその姿は、他の明王とはまったく異なる雰囲気をまとっています。
今回は、毒と災厄を退け、心を優しく包み込む孔雀明王の魅力を、わかりやすくご紹介します。
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孔雀明王とは?~インド由来の慈悲深き明王
孔雀明王は、明王でありながら怒りの表情(忿怒相)を持たないという、非常に珍しい仏です。
その姿は優美で、まるで菩薩のように慈悲に満ちた微笑みをたたえています。
- 名前の由来:「孔雀(マユラ)」はインドの国鳥であり、「偉大なる孔雀」の意味を持つ
- インドでの起源:密教が発展する以前から存在し、女性神として信仰されていた
- 性別的特徴:女神由来のため、女性的な像容で表されることも多い
明王とされながらも、仏母・菩薩の性格を色濃く残す、異色かつ貴重な存在です。
目次
ご利益|毒と災厄を祓い、平穏をもたらす仏

孔雀明王は「毒蛇を食べる孔雀」の象徴から、あらゆる毒や災いを取り除く仏として信仰されてきました。
🔹 主なご利益
- 一切の毒除け(心身の毒・人間関係の毒)
- 疫病除去・息災延命
- 厄除け・災難除去
- 雨乞い・祈雨の祈願
- 恐怖心や不安の浄化
- 精神的な安定・トラウマの解放
特に「祈雨」「毒除け」「病気平癒」といった、自然や心の苦しみに関わるご利益に強く、心身の穢れを浄化したいと願う人にとって、非常に頼もしい存在です。
孔雀明王の真言
🔹 真言
オン マユラ キランデイ ソワカ
この真言は、孔雀明王の加護を願い、心の毒や身体の不調、周囲からの悪影響を清める祈りの言葉です。
静かに唱えることで、内なる穏やかさと守護力を感じられるでしょう。
像容|優雅な孔雀の背に乗る慈愛の明王
孔雀明王の姿は、密教の明王の中でも特に印象的で、美しく荘厳な造形で表されます。
🔹 一般的な像容の特徴
- 孔雀の背に乗る姿:災厄や煩悩を捕らえる孔雀の象徴
- 四本の腕(四臂):それぞれに以下の物を持つ
- 倶縁果(ぐえんか):縁を結ぶ果実
- 蓮華(れんげ):清浄無垢の象徴
- 吉祥果(きっしょうか):福徳・幸福を示す
- 孔雀の尾羽:煩悩を打ち払う象徴
また、忿怒の表情ではなく、女性的で慈悲に満ちた表情をしており、まるで菩薩や母のような優しさを感じさせます。
よくある質問と信仰の背景
Q. なぜ孔雀なのですか?
古代インドでは、毒蛇は「煩悩」の象徴とされていました。
その毒蛇を捕らえ、食する孔雀は、煩悩を浄化する存在と考えられたのです。
また、孔雀が雨季の訪れを告げる吉鳥であることから、恵みの雨をもたらす守護神としても尊ばれました。
Q. 女性が信仰しても大丈夫?
もちろんです。孔雀明王は慈悲深い仏母的存在として、性別を問わず信仰できますが、とくに心の浄化・安らぎ・災厄除けを求める女性にとっては、非常に相性のよい仏さまといえます。
まとめ|毒を食らい、災いを浄化する“慈悲の守護明王”

怒りではなく慈しみの表情で人々を守る孔雀明王。
その優雅な姿と、すべての災いを浄化する力は、現代に生きる私たちにも深い安心と癒しを与えてくれます。
「悪縁を断ちたい」「毒のような人間関係に悩んでいる」――
そんな想いを抱えている方に、孔雀明王はそっと寄り添ってくれるはずです。
龍王堂の想い
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