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龍王堂スピリチュアル研究所

准胝観音とは?意味・由来・六観音の中での役割を分かりやすく解説

六観音の中でも、あまり一般には知られていない存在が准胝観音(じゅんでいかんのん)です。千手観音や十一面観音は有名ですが、「准胝観音とは何の神様なのか」「どんなご利益があるのか」と聞かれると、即答できる方は少ないのではないでしょうか。実は准胝観音は、古代インドの女神をルーツに持ち、あらゆる厄を払い、人々の願いを現世で叶えるといわれる大変特別な観音様です。

この記事では、仏教を専門的に学んできた私の視点から、准胝観音の意味・由来・ご利益、そして六観音の中での役割をわかりやすく、しかし深く掘り下げてお伝えします。読後には、きっと准胝観音をもっと身近に感じていただけるはずです。

准胝観音とは?その意味と信仰の背景

准胝観音は、正式には「准胝観自在菩薩」とも呼ばれ、六観音の一尊として数えられています。仏教が中国を経て日本に伝わる過程で、インドの女神チュンディー(Cundī)が仏教に取り入れられ、菩薩として尊格化されたのが起源です。そのため、観音と名がついているものの、どちらかといえば母性的で現世的な願いに応える性格が強い観音様といえます。

名前の「准胝」は「清浄」や「純粋」を意味し、すべての障りを取り除き、煩悩から解放する力があるとされます。とくに女性の守り仏として信仰され、古くは安産や子授けの願いを叶える仏様として親しまれてきました。また、現世利益が得られる観音としても知られ、長寿・健康・厄除けなど幅広い功徳があると伝えられています。

六観音の中では、煩悩に惑わされる人々を救う役割を担い、煩悩障を断ち切る観音として位置づけられます。

中盤では、准胝観音の真言や、仏像の特徴をご紹介しますが、こうした仏像やお守りを選ぶ際は、専門店で丁寧に祀られているものを選ぶことが大切です。
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六観音の中での役割と他の観音との違い

六観音とは、六道輪廻のそれぞれの世界で人々を救済する観音の総称です。地獄道の聖観音、餓鬼道の千手観音、畜生道の馬頭観音、修羅道の十一面観音、人間道の准胝観音、天道の如意輪観音といった具合に、それぞれの世界に応じた観音が配されています。

准胝観音が担当するのは「人間道」であり、私たちが今生きているこの世界そのものです。人間は欲望や迷いが多く、苦しみと喜びが入り混じった世界に生きています。そのため、准胝観音は現世の煩悩や障害を取り除き、より良い生き方へ導く役割を担っています。

千手観音が「すべての苦しみを網羅的に救う存在」とすれば、准胝観音は「とくに人として生きる現実的な苦悩を救う存在」です。この違いがわかると、なぜ六観音の中で准胝観音が特に現世利益の色が強いとされるのか、納得できるはずです。


准胝観音のご利益|現世利益が得られる観音様

准胝観音は、六観音の中でも現世利益の功徳が特に大きいとされています。その理由は、インドの女神由来の性格を持つため、具体的な願望を叶える面が強いからです。古くから信仰されてきたご利益には、次のようなものがあります。

  • 厄除け・災難除け
  • 健康長寿
  • 安産・子授け
  • 縁結び・家庭円満
  • 事業や学問の成功

さらに、准胝観音の真言を唱えることで、108の煩悩を断ち切るともいわれています。これは人間が日々抱える悩みや苦しみを少しずつ浄化してくれる力があると信じられてきました。

もし自宅に准胝観音の仏像やお守りを置くなら、日々真言を唱えながら手を合わせることで、心が穏やかになり自然と前向きな変化が訪れるといわれています。


准胝観音の真言と唱え方

准胝観音の真言は、インド古来のサンスクリット語を音写したもので、次のように唱えられます。

「オン・シャレイ・ソレイ・ソンデイ・ソワカ」

この真言は、短いながらも強い浄化力を持つとされ、特に厄除けや安産祈願の際に用いられます。唱える際のポイントは、心を落ち着け、ゆっくりと一定のリズムで唱えること。声に出しても、心の中で唱えてもかまいません。

仏像の前で真言を唱える場合は、まず軽く合掌し、観音様に自分の思いを伝えた上で唱えると良いでしょう。毎日唱える習慣をつけると、自然と心が整い、内面からの変化を感じられるようになります。


准胝観音の仏像の特徴と拝み方

准胝観音の仏像は、通常18本の手を持ち、それぞれがさまざまな法具を持っています。この18の手は人々のあらゆる願いを叶える力を象徴しています。また、座っている場合も立像の場合もありますが、いずれも穏やかな母性的な表情をしているのが特徴です。

拝む際は、まず観音様に向かって深呼吸をし、心を落ち着けます。そして真言を唱えながら、自分の願いが叶った姿をイメージすると良いでしょう。あくまで願いを押し付けるのではなく、「お導きをいただく」という謙虚な気持ちが大切です。

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✅ まとめ

准胝観音は、六観音の中で私たちが生きる人間道を救済する観音様です。インドの女神をルーツに持ち、現世利益にとても近い性格を持つため、厄除けや安産、縁結び、健康長寿など、身近な願いに応える仏様として古くから信仰されています。

もし准胝観音の仏像やお守りを迎えたいと思ったら、丁寧に祀られているものを選び、毎日手を合わせることで心が整い、自然と願いが叶う方向へ導かれるでしょう。

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【准胝観音とは?】意味・由来・真言・ご利益を完全網羅|密教の女性守護仏を徹底解説
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