阿弥陀如来を分かりやすく解説~極楽往生を叶える西方浄土の教主~

「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」という言葉を、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
それはただの呪文ではなく、阿弥陀如来という仏にすがるという、深い信仰の表れです。
私が初めて阿弥陀如来の姿を目にしたのは、祖母の葬儀でした。中央に安置された金色の仏像の前で、住職が静かに念仏を唱えていたあの光景は、今でも心に残っています。
今回は、多くの人々の死後を見守り、極楽へ導くとされる仏――阿弥陀如来の存在と役割について、わかりやすくご紹介します。

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目次
阿弥陀如来とは?~限りない光と命を持つ仏~
**阿弥陀如来(あみだにょらい)**は、「無限の光(=智慧)」と「無限の命(=寿命)」を持つ仏さまで、正式には「無量光如来」「無量寿如来」とも呼ばれます。サンスクリット語での「アミターバ(Amitābha)」と「アミターユス(Amitāyus)」が語源です。
東方の薬師如来が現世の病を癒す仏であるのに対して、阿弥陀如来は西方極楽浄土の教主として、死後の世界へ導いてくれる存在です。
阿弥陀如来の誓い~四十八願と他力本願の本義
阿弥陀如来は、まだ菩薩だった頃、「法蔵菩薩」として四十八の誓願を立てたとされます。その中でもとくに有名なのが、「念仏を唱える者を必ず極楽へ導く」という誓いです。
この教えは、後に「他力本願」として知られるようになり、自分の力ではなく阿弥陀仏の力にすがることで救われるという仏教の大きな流れをつくりました。
現代でも「南無阿弥陀仏」と唱えることで、誰でも救われるとされ、多くの人々から信仰されています。
阿弥陀三尊とは?~極楽へ導く三尊の配置
阿弥陀如来は、**観音菩薩(慈悲の象徴)と勢至菩薩(智慧の象徴)**を脇侍に従えた「阿弥陀三尊」として祀られることが一般的です。
| 中央 | 阿弥陀如来:極楽浄土の教主・慈悲と光明の仏 |
|---|---|
| 向かって右 | 観音菩薩:死者を蓮台で迎える慈悲の仏 |
| 向かって左 | 勢至菩薩:智慧の光で迷いを晴らす仏 |
また、来迎図では、二十五菩薩を従え、雲に乗って迎えに来る姿が描かれることもあります。死後、穏やかな表情で迎えてくれる阿弥陀如来の姿は、心を癒す希望でもあります。
阿弥陀如来のご利益とは?
🔹 極楽往生
最も大きなご利益は、死後に極楽浄土へと導いてくれることです。「南無阿弥陀仏」と念じるだけで救われるという教えは、苦しいときの支えになります。
🔹 現世安穏・安心感
生きている今この瞬間にも、阿弥陀如来の慈悲の光は私たちを包み、心の不安や迷いを癒してくれるとされます。
🔹 安心して死を迎える力
「死」に対して怖さを感じる人にとって、阿弥陀如来の存在は、「死は終わりではない」という大きな安心を与えてくれます。
戌年・亥年生まれの守り本尊
阿弥陀如来は、戌(いぬ)年・亥(いのしし)年生まれの人の守り本尊としても知られています。
- 厄除けや開運
- 死後の安穏と極楽往生
- 信仰による心の安定と指針
守本尊として日常的に拝むことで、阿弥陀如来の光明に守られ、心の拠り所を得ることができるでしょう。
阿弥陀如来の真言と印相(いんそう)
🔹 真言
オン アミリタ テイ ゼイ カラ ウン
この真言は、「阿弥陀仏の無限の命と光明が、自分の心を照らし、安らぎをもたらしますように」と願う祈りの言葉です。
🔹 印相
阿弥陀如来の手の形は、「来迎印(らいごういん)」と呼ばれ、極楽に迎えるしぐさを表しています。施無畏印・与願印に似ていますが、指の組み方に特徴があります。
よくある質問と注意点
Q. 阿弥陀如来はどの宗派で信仰されている?
浄土宗、浄土真宗を中心に、天台宗や真言宗でも信仰されています。特に「極楽往生」を願う教えの中心となる仏です。
Q. 念仏は誰でも唱えていいの?
もちろんです。「南無阿弥陀仏」と唱えることに宗派や資格は不要です。素直な気持ちで念じるだけで、阿弥陀仏とのご縁が深まります。
まとめ|誰にでもひらかれた救いの仏
阿弥陀如来は、すべての命ある者を救うことを誓った仏です。
「極楽へ行きたい」「安心して死を迎えたい」――そう願う人々に、やさしく寄り添い、慈悲の光で導いてくれます。
たとえ不安や悩みがあっても、「南無阿弥陀仏」と念じることで、心が少し軽くなる。そんな温かな信仰を、今こそ見直してみてはいかがでしょうか。
龍王堂の想い
私たち龍王堂では、「祈りと安心を日常に」という想いを大切に、守り本尊や如来・菩薩の仏像を通して、仏教の本質を伝えています。
卸販売をご希望の方には、詳細なご案内ページもご用意しております。
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