大日如来は何の守り本尊?申年・未年の守護仏と十三仏の役割とは

「自分の干支に合った守り本尊を祀ると良い」と聞いたことはありませんか?
実は、日本の仏教では、干支ごとにそれぞれを守る仏さま=**守り本尊(守護仏)**が定められています。
その中で、申(さる)年・未(ひつじ)年の人を守るのが、密教の中心仏・大日如来。さらに、大日如来は十三仏信仰においても重要な位置を占めています。
この記事では、大日如来がなぜ守り本尊とされるのか?その意味とご利益、干支信仰・十三仏信仰における役割までを、初心者にもわかりやすく解説していきます。

目次
大日如来とは?|宇宙の中心に位置する「万物の仏」
大日如来は、密教(真言宗・天台宗)において最も高位に位置する如来であり、「宇宙の真理そのもの」とされる存在です。
すべての仏や菩薩は大日如来から生まれたとされ、曼荼羅では中央に鎮座し、全方向に智慧と慈悲を放っています。
その性質から、特定の現世利益というより、根本的な守護・導き・浄化・覚醒をもたらす仏として、多くの人に信仰されています。
大日如来は申年・未年の守り本尊|干支ごとの守護仏一覧
日本では、生まれ年(干支)に応じて守ってくれる仏さまが定められています。これは中国密教の「八尊仏」思想をもとにしたもので、日本では特に弘法大師・空海によって広まりました。
| 干支 | 守り本尊 |
|---|---|
| 子年 | 千手観音菩薩 |
| 丑・寅年 | 虚空蔵菩薩 |
| 卯年 | 文殊菩薩 |
| 辰・巳年 | 普賢菩薩 |
| 午年 | 勢至菩薩 |
| 未・申年 | 大日如来 |
| 酉年 | 不動明王 |
| 戌・亥年 | 阿弥陀如来 |
大日如来は「未年・申年」の守り本尊として信仰され、その年に生まれた人の魂を根源から守護し、内なる力を引き出してくれる存在とされています。
大日如来と十三仏の関係|“あの世のガイド”としての役割
十三仏信仰とは、亡くなった人が成仏していく過程を13体の仏が順に導くという思想で、追善供養や年忌法要などで信仰されています。
| 回忌 | 仏名 | 備考 |
|---|---|---|
| 初七日 | 不動明王 | 導きの最初の仏 |
| 二七日 | 釈迦如来 | 真理を説く |
| 三七日 | 文殊菩薩 | 智慧を授ける |
| … | … | … |
| 十二年忌 | 大日如来 | 最終的な浄化と悟りへ導く仏 |
| 三十三回忌 | 虚空蔵菩薩 | 最後の安寧へ |
大日如来は十二年忌の担当仏であり、故人の魂が浄化され、仏の世界へ入る最終段階を導く役割を果たします。
つまり、大日如来は「この世の守護」だけでなく、「あの世への導き」でも重要な役割を担っているのです。
守り本尊として大日如来を祀る意味とは?
1. 自己覚醒と自己成長のサポート
大日如来は「即身成仏=この身このままで仏になれる」という教えを象徴する仏です。
そのため、祀ることで内なる力に気づき、自己変容のきっかけを得ると信じられています。
2. 不動の精神を得る
大日如来の金剛界的側面は、揺るがない心を与えてくれます。人生の転換期や困難に向き合う際、大日如来は心の拠り所として力を与えてくれます。
3. 家族全体の守護
大日如来は“宇宙を包む仏”であるため、個人だけでなく家族全体・空間全体を守護する仏としても祀られています。
よくある質問・注意点
Q:未年・申年以外の人は祀ってはいけないの?
A:まったく問題ありません。守り本尊としては特定干支に対応しますが、大日如来は密教の中心仏であり、すべての人を導く仏です。
Q:十三仏として祀るときと違いはある?
A:役割の違いはありますが、仏そのものに変わりはありません。ご供養と日常の守護、どちらの意図でも祀ることが可能です。
まとめ|大日如来は“全方位の守護仏”
大日如来は、単なる干支の守り本尊にとどまらず、生まれながらの運命・日常の迷い・死後の魂の行方まで、すべてを包括して導く仏です。
申年・未年の方にとっては特に縁の深い存在ですが、それ以外の人にとっても、大日如来は“心の太陽”となって人生を照らしてくれる仏と言えるでしょう。
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