【鬼子母神とは?】恐れられた鬼が母になるまでの物語をやさしく解説

「鬼子母神(きしもじん)」という名を耳にしたことはありますか?その名の響きから「恐ろしい存在」と思われがちですが、実は多くの人々に慈愛をもって信仰されている神様です。本記事では、恐れられた鬼が“母”となって崇められるようになった理由と、そこに込められた深い仏教的教えを、やさしくわかりやすく解説します。
目次
鬼子母神とは何者か?|名前に込められた意味と役割
鬼子母神(きしもじん)は、仏教に登場する女性の神で、主に「子どもを守る母神」として広く信仰されています。元はインドの夜叉(やしゃ)と呼ばれる鬼神の一種で、千人もの子どもを持つ母親という存在です。日本では特に安産・子育て・育児の守り神として知られ、寺院などでも広く祀られています。
名前の由来は、「鬼の子の母」であることから「鬼子母神」。しかし実際には“鬼”ではなく、仏の教えを受けて改心し、子どもを守る側にまわった存在です。
恐れられた存在だった過去|なぜ「鬼」と呼ばれたのか

鬼子母神はもともと、人間の子どもをさらっては食べてしまうという恐ろしい鬼女として語られていました。彼女には千人もの子どもがいたため、自らの子どもを育てるために人間の子どもを糧にしていたとされています。
この行為に苦しんだ母親たちの嘆きを受けたお釈迦様(釈迦如来)は、鬼子母神の最も愛する末子「賓荼羅(びんだら)」を隠します。鬼子母神は我が子を失って初めて、子を失う母の悲しみを知り、悔い改めたのです。
仏の教えにより生まれ変わる|慈母としての新たな役割

お釈迦様の教えによって改心した鬼子母神は、以後「子どもを守る母神」として生まれ変わります。仏教の守護神「天部(てんぶ)」のひとりとなり、特に日蓮宗では大切な守護神として信仰されています。
また、彼女は「安産」「子宝」「子育て」「子どもの健康」など、多くの母親たちの願いを叶える存在として、今日まで厚い信仰を集めています。
なぜ信仰されるのか?現代に通じる鬼子母神の教え

鬼子母神の物語には、「他者の痛みを知ることで、人は変われる」という仏教的な教訓が込められています。自らの過ちを悔い、他者への慈しみに目覚めた鬼子母神の姿は、現代に生きる私たちにも深い示唆を与えてくれます。
苦しみを乗り越えたからこそ人を救える存在――それが鬼子母神の本質です。
よくある質問|鬼子母神はどこでお参りできる?

鬼子母神は、日本全国の寺院や信仰施設に祀られています。中でも有名なのが、東京都豊島区の「雑司ヶ谷鬼子母神堂」。また、日蓮宗の寺院では特に重要視され、各地でご祈願や祭事も行われています。
お参りの際は、子どもの健康や家族の安寧、あるいは悩み事の成就を願うとよいでしょう。
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