不動明王の仏像の販売と祀り方
![](https://art-lies.pupu.jp/wp-content/uploads/2023/07/000000000132_GwxmQlb-1024x1024.jpg)
![Art Lies](http://art-lies.pupu.jp/wp-content/uploads/2023/06/top1.jpg)
【龍王堂あーとらいず】開運アイテム、風水アイテム、仏像の専門店
不動明王(ふどうみょうおう)は、最高位の仏様とされる大日如来の化身。この記事では、願いを届けるための真言や祀り方を紹介します。また、不動明王の由来、ご利益、参拝方法も解説。怒った表情が印象的ですが、実は慈悲深く、馴染みやすい仏様について学んでいきましょう。
不動明王とは?
不動明王は密教における本尊、大日如来の化身とされています。密教とは、仏教の1つの考え方です。不動明王の起源は、インド神話のシヴァ神とされています。サンスクリット語の「アチャラ(動かない)ナータ(守護者)」という名前から不動明王と訳されました。
シヴァは暴風雨の威力を神格化したもので、破壊的な災害を起こす半面、雨によって植物を育てます。その破壊と恵みの相反する面は不動明王にも受け継がれているのです。不動明王は仏法の障害となるものに対しては怒りを持って屈服させますが、仏道に入った修行者には常に守護をして見守ります。
日本へは真言宗の祖である空海によって伝えられ、真言宗や天台宗、日蓮宗などの宗派で信仰されるようになりました。現在でも日本各地で「お不動さん」や「不動尊」の名前で親しまれています。
不動明王(ふどうみょうおう)の像容
![](http://art-lies.pupu.jp/wp-content/uploads/2023/07/000000000132_GwxmQlb-300x300.jpg)
顔は怒りの表情をしています。目は天地眼(てんちげん)といって右目を天に向けて左目を地に向けています。口は牙上下出といって右の牙を上に出して左の牙を下に出しています。炎の光背を背にし、手には剣と羂索(けんじゃく)を持っています。剣は大日如来の智慧の鋭さを表現しています。羂索とは煩悩を縛り悪の心を改心させる捕縛用の縄のことです。
お不動さまは忿怒の表情で、全ての人を救おうとされます。
① 右手には心のあらゆる迷いを断ち切る利剣を握っています。
② 左手には物事を正しい方へ導くための羂索という縄を持っています。
③ お不動さまがお座りになっている磐石という大きな岩は、堅固な御心を表しています。
④ お不動さまは、あらゆる障害を焼き尽くす火焔を背負っています。
五大明王の不動明王
大日如来の化身として、どんな悪人でも仏道に導くという心の決意をあらわした姿だとされています。特に日本で信仰が広がり、お不動様の名前で親しまれています。そして、五大明王の中心的存在です。五大明王とは、不動明王を中心に
・降三世明王(ごうざんぜみょうおう)
・軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)
・大威徳明王(だいいとくみょうおう)
・金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)
の5体のことを指し、不動を中心に東西南北に配されます。不動明王の脇侍として八大童子のうちの矜迦羅(こんがら)・制多迦(せいたか)の2童子が配されることも多いです。ちなみに不動明王の持っている龍が巻きついている炎の剣が単独で祀られている場合があります。不動明王の化身とされ、倶利伽羅竜王(くりからりゅうおう)などと呼ばれています。
不動明王の真言
お不動さまの御真言
「祈るところ必ず霊験あり」
真言とは、インドの古語サンスクリット語で書かれた仏の言葉を音写したものです。弘法大師が、「御真言というものは不思議である。御本尊を観想しながら唱えれば、根源的な無知の闇は除かれる。わずか一字のなかに多くの道理が含まれ、それによって、この身のままに、悟ることができる」と説かれたように、この短い真言に多くの道理が込められています。「祈るところ必ず霊験あり」の目標に向かって一心に努力し、成功を祈願される人には、お不動さまは必ずご利益を授けてくださいます。日々この御真言をお唱えいただき、御霊験をお受けください。
真言
不動明王の真言を3種類紹介します。
「ノウマク・サンマンダ・バザラダン・センダン・マカロシャダ・ソワタヤ・ウンタラタ・カンマン」
不動明王を祀る場所でよく使われている。中咒(ちゅうしゅ)もしくは、慈救咒(じくしゅ)と呼ばれる。
「ノウマク・サンマンダ・バザラダン・カン」
一般的によく使われる真言。小咒(しょうしゅ)もしくは、一字咒(いちじしゅ)と呼ばれる。
「ノウマク・サラバタタ・ギャティビャク・サラバボッケイビャク・サラバタタラタ・センダマカロシャダ・ケンギャキギャキ・サラバビギナン・ウンタラタ・カンマン」
もっとも長い真言。大咒(たいしゅ)もしくは、火界咒(かかいしゅ)と呼ばれる。不動明王の大咒は、すべての悪を取り除き、あらゆる願いを叶えるとされている。
真言の唱え方
真言を唱えるときは深呼吸をして、心を落ち着かせることが大切です。参拝時は心の中で唱えるのが望ましいとされています。自分流に言葉を変えてはならないので、正確に唱えてください。真言が覚えられないときは、メモに書いたものを読んでもご利益は得られます。
不動明王の真言は3・7・21・108・1080回のいずれかの回数を数えると、ご利益が高まるとも言われています。
不動明王の印について
ネットなどで簡単に印は調べられますが、この記事では紹介できません。
密教では越法罪というものがあります。越法罪とは、僧侶《灌頂を授かって居ない者》以外の者に、法を教えれば地獄に堕ちると云う言葉であります。
『三昧耶戒』の四重禁戒として、灌頂を受けていない者に灌頂の大事を明かしたり、非器(器量・資格のない者)に灌頂や聖教、口訣(くけつ、口伝のこと)・真言陀羅尼を授けたり、阿闍梨より印可を得ずして聖教、口訣・真言陀羅尼を唱えたり、印契を結んだり梵字を書いたりする、これらの非法行為をいう。
真言は多くの寺院などの護摩で一般的に公開されている為、近年では、問題ないと言われていますが、印は越法罪にあたるとされます。
不動明王の祀り方
仏像やお護摩札のおまつり場所は神棚や仏壇、床の間など、お不動さまを奉安するのにふさわしい清らかなところを選んでおまつり下さい。 神棚や、仏壇などが無い場合は、できるだけ目線より高いところへ、南向きもしくは東向きになるようおまつりください。
ワンルームマンションなどでこれらがない場合は、本棚でも良いですから、目線より、高い場合を清掃し、清浄にしてからお祀りされれば、良いと思います。開眼をしなくては、ただの置物ですが一度開眼をしますと 、その日から、毎日お供えと読経などのお勤めをしなくてはなりませんので、生涯その仏様をお祀りする決心が出来てからされることを、お勧めします。
開眼について詳しく解説しています。開眼供養(開眼法要)とは?
上記は費用や開眼のポイントと注意点を詳しく解説しています。
不動明王の購入 販売
当店では様々な不動明王を販売しております。全て熟練の仏師が丁寧に作っていますので、どれもご期待に応えれる品質になっております。
![](http://art-lies.pupu.jp/wp-content/uploads/2023/09/000000000127_5eq8dim-1024x1024.jpg)
![](http://art-lies.pupu.jp/wp-content/uploads/2023/09/000000000021_wqd5ev9-1024x1024.jpg)
![](http://art-lies.pupu.jp/wp-content/uploads/2023/06/000000000077_uQVwuN2-1024x1024.jpg)
![](http://art-lies.pupu.jp/wp-content/uploads/2023/07/000000000132_GwxmQlb-1024x1024.jpg)
![](http://art-lies.pupu.jp/wp-content/uploads/2023/07/000000000131_NkYyiup-1024x1024.jpg)
最後に・・
どの仏像でも開眼してからは、「物」ではありません。魂が入っている仏です。きちんと毎日お供えと読経などのお勤めをしなくてはなりませんので、生涯その仏様をお祀りする決心が出来てからされることを、お勧めします。
様々な理由で祀る事が難しくなった場合は、開眼したお寺で閉眼してもらってください。
最後に難しい事を書いてしまいましたが、皆様と世界に多くのご加護がある事を心より願っております。
![](http://art-lies.pupu.jp/wp-content/uploads/2024/01/linebn.jpg)
公式ラインでお友達登録後にチャット欄に「龍」とコメントください。公式ショップで使える、
20%オフクーポンをお送りします。
![Art Lies](http://art-lies.pupu.jp/wp-content/uploads/2023/06/top1.jpg)
【龍王堂あーとらいず】開運アイテム、風水アイテム、仏像の専門店
観音菩薩に関する記事
龍神に関する記事
七福神に関する記事
四天王に関する記事
天部に関する記事
如来に関する記事
明王に関する記事
神獣に関する記事
神社に関する記事
菩薩に関する記事
観音様に関する記事
鳳凰に関する記事
おすすめ記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。